$mhonarc = '/usr/local/bin/mhonarc';という訳で、 準備として MHonArc を設置します。 MHonArc は Mail を HMTL 形式に変換してくれる もので、次のところに情報があります。
$mhlib = '/usr/local/lib/MHonArc';
そうして、この中の MHonArc2.3.3.tar.gz という名前のもの (現在は 2.4.8 が出ています) を取得し、tar を開けると、 中の INSTALL に設置方法が書いてあります。 それに書いてある通り perl install.me と入力します。 すると次の四点を確認して来ますので、 それに最後の確認を含めて五回改行を入力するだけで終わりです。
Pathname of perl executable: Directory to install executables: Directory to install library files: Directory to install documentation: You have specified the following: Perl path: /usr/pkg/bin/perl Bin directory: /usr/pkg/bin Lib directory: /usr/pkg/lib/perl5/site_perl Doc directory: /usr/pkg/doc/MHonArc Is this correct? ['y']以上に示したように perl の設置の様子に従った場所が選ばれるので、 それに合わせて mlist2-html も上記二点 ( $mhonarc = , $mhlib = の行の) 修正が必要になると思います。
さて問題は mlist2html の中で使っている common.rc あるいは mlist_name.rc です。 ここに MHonArc のいろいろな動作を設定しておきます。 僕は村田さんの作られた次のものを参考にして作りました。
http://www.y-min.or.jp/~nob/ML/mhonarc_rc.html
これらは /usr/local/lib/MHonArc/ に置かれているものです。
ここで、適当なメールを mlist2html に送って見て下さい。 例えば
nkf -me < mail_file | mlist2html /tmp ml-tstppなどとして見ます。 /tmp/ml-tst の下に HTML形式のものが出来ているでしょうか。
さてここまで来ると、 やっと mailing list の送り先(member) にこの mlist2html を加えることが出来ます。 MIME の復号を Network Kanji Filter ( kono/ nkf171.shar, ) にさせておいてからメールの内容を mlist2html に通すようにします。 実際には一行の次の行を送り先に加えます。
"| /usr/local/bin/nkf -me | /usr/local/bin/mlist2html HTML_archive_directory ml_name"
ここで HTML_archive_directory は実際に保存する path を書きます。また ml_name は mailing list の 名前で、 これらはいずれも都合の良いものを選ぶことが出来ます。
次は「まとめ」です。
(入口) | 記事目次 | まえがき | 1.94.4 | 設置方法 | 問題 | NEWLIST | smtpfeed | mlist2html | まとめ | 図表一覧
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