Last Update: "2010/02/16 21:39:44 makoto"
PKG_PATH
環境変数 PKG_PATH には、pkg_add で加える packages が置いてあるところを指定します。
# setenv PKG_PATH URL
# export=PKG_PATH URL
のように設定しておくと、例えば
# pkg_add perl
と入力するだけで、最新の perl を追加出来ます。
ここで
URL の部分に何を入力するかが問題です。
binary-packages に表を示していますが、
packages 一覧
最近は次のようなものを用意しています
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD-jp/mirror-status/packages.html
これを見て PKG_PATH を設定するのも一興かと思います。
amd64/5.0
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/amd64/5.0/All/
これは 5.0.1 で作ってあるので 5.0, 5.0.1, 5.0.2 に使えます。
i386/5.0
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/i386/5.0/All/
powerpc/5.0
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/powerpc/5.0/All/
powerpc のところに amigappc, bebox, evbppc,ibmnews,macpp,mvmeppc,ofppc
pmppc, prep, sandpoint が入っても同様に利用可能です
i386/4.0
例えば、NetBSD/i386 4.0 の場合、次のようなものを指定します
(なお次の表の URL は表示したり戻ったりするのに時間がかかることがある
ので、特に必要のない限り選ばない方が賢明です)。
amd64/4.0
amd64 については(今のところ)少し変則的です
PowerPC/3.1
PowerPC/4.0
PowerPC 4.0 は(今のところ)公式には作られていないので、藤原の用意した
ftp://ftp.ki.nu/packages/4.0/powerpc/All
を使うのも一つの方法です。
環境変数前
単体であれば、そのまま ftp の URL を指定して
# pkg_add \
ftp://ftp2.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD-4.0/i386/All/rsync-2.6.9nb1.tgz
のように入れることも可能です。
環境変数の設定
しかし別のものに依存している時に、全て入れるの
であれば、環境変数 PKG_PATH を設定しておくと簡単です。それには例えば次のようにします。
# setenv PKG_PATH ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/i386/4.0/All
あるいは bash なら
# export PKG_PATH=ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/i386/4.0/All
しておくと、単に
# pkg_add rsync
のようにして入れることも出来ます。
もし近くに一部分持って来てあるというような場合には、例えばそれが
/usr/pkgsrc/packages/All であれば、
% setenv PKG_PATH /usr/pkgsrc/packages/All
% setenv PKG_PATH ${PKG_PATH}"ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/i386/4.0/All"
のようにしておけば、順次探してくれます。
ただ、後述の
pkgsrc
の方が数は膨大で、その全てが実行形式で用意されている訳
ではありませんので、その時には pkgsrc の方から入れます。
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