Last Update: "2014/02/21 12:04:35 makoto"
(以前は NetBSD/packages/index.html でしたが、独立しました)
Mac OS X の場合
入口
NetBSD で設置をすると、その時に
含まれているものは、そう多くありません。
OS 自体の大きさは全てで 200M くらいのものです。
つまり、NetBSD の場合 OS を
入れただけでは何かに利用しようとすると足りないものが数多くあります。
例えば次のものは入っていません。
tcsh
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シェル
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Perl | 言語処理系
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apache | Web Server
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mkisofs/cdrecord | CD-R/RW 作成
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lynx,w3m,mozilla | HTML 閲覧系
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wget | HTTP 取得
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日本語 less | 文字形式の譜の中を見る
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kterm | X11 漢字ターミナル
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Emacs | 編集系
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namazu | 全文検索
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で、それらをどうするかと言うと、次のような選択があります。
- pkgin や
-
「pkg_add を使って実行形式から入れる方法」は簡単ですが、
arch 依存です。つまり architecture によって全てが用意されているとは限りません。
例えば i386 にはあるけれど macppc にはないというようなことがあります。
-
pkgsrc なら、全てが用意されています
(実際には少し例外があります)。
ただ make するのに時間がかかるのと、
「make にいつも何の問題も起きない」かどうかは保証されていません。
もっとも、最近は「安定版」が用意されているので、それを使えば、かなり
のところまで
「make には何の問題も起きない」はずです。
「安定版」は、三ヵ月毎に公開されます。pkgsrc-2013Q4 のような名前です。
-
3 つ目は、何も工夫がありません。全て自分で解決します。
物にもよりますが、知識か、それを集める知識が必要です。野良ビルド、と呼ぶ人もいます。
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入れようとするものが
pkgsrc にないこともあります。
その時には 3 のように /usr/local に入れるのでもいいのですが、
後々のことを考えると 自分で pkgsrc を作ってしまう、という選択肢もあります。
このうち 1、2、3 は混ぜて使えます。
また 1、2、3 は /usr/pkg ですが 4 は通常 /usr/local なので
これも混在可能で PATH を調整すれば切替えて利用出来ます.
更に
meta-pkg
を使って, 一式をまとめて入れる方法があり,
藤原もその方法を良く使っています。
Unix Magazine 2004/09 に関連の情報があります。
src
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