(最近は
http://www.ki.nu/software/cvs2/
にまとめています。
)
cvs の使い方(場合分け)
CVS を使うと言っても、実は色々な場合があります。
Repository (保管庫)
を誰が用意するかという見方で分類して、
その時にどのような操作をするかも付加えて見ると、次のようになります。
保管庫 | 使用例と良く使う操作 |
他の人が用意したもの |
用意されているものを guest で持出すだけ
これは簡単。cvs-1.10.7 などを設置し cvs checkout するだけ
(ただし間に代理サーバが入っているなど防火壁の内側だとちょっと面倒)
| (1) |
cvs login, cvs checkout, cvs update -dP, cvs status -v
|
用意されているものの committer になる
自分で開発に参加出来るし、管理しなくていいから。
これが一番楽しい、まぁ別の意味での責任は出て来ます。
| (2) |
cvs commit, cvs diff, cvs tag, cvs add, cvs delete
|
自分で用意する |
自分の機械 に cvs directory を用意して使い方を練習する。
| (3) |
cvs init, cvs release, cvs import
|
自分の機械 に cvs directory を用意し、
自分で作ったプログラムや、
文書を自分用に管理する
| (4) |
cvs import |
自分の機械 に cvs directory を用意し、
Open Source Software を import した上、枝を作って開発をする
| (5) |
remote 用に cvs directory を用意し、管理して、他の人に使っていただく
これが一番大変。 | (6) |
共通・その他 |
cvs log, cvs annotate, cvs admin, cvs remove
|
普通は (1) か (3) で始まって、(2),(4),(5) に進みます。
(6) は上級ということになるでしょう。
更に cvsweb
などを使って他から全ての履歴を見られるようにすると完璧でしょうか。
良く使う操作 (1) co update diff
cvs checkout = cvs co
- 持出す
- cvs co (name or path)
- どのような名前のものが保管されているか
- cvs co -c
これは管理者が手動で作るものなので、表示されないこともある。
(CVSROOT/modules に設定するもののはず)
cvs update
- 保管庫(repository) と自分のものの変更の様子を確認
- cvs -n update (name)
- 保管庫(repository) の変更を自分の方に反映
- cvs update -P(name)
-P は空の目録(directory) は無視する指定
- 保管庫(repository) の変更を自分の方に反映
-
(しかも 何か消してしまったような時)
cvs -dP update (name) (2000/01/29 の日記から)
- 他の枝の変更を取込む
-
cvs update -j 1.4.2.1 -j 1.4.2.2 hogehoge (一つの譜だけ)
cvs update -j tag1 -j tag2 (全体)
cvs diff
- 差分を見る
- cvs diff -u (name)
良く使う操作 (2) import add commit
- 新しく始める
- cvs import
- 譜を cvs 管理下に入れる (名前を追加するということ)
- cvs add
- 自分の変更を保管庫に反映
-
add で加えたものや、自分の手元で変更したものを有効にするには
cvs commit -m "message" (name)
|
- OpenBSD anonymous CVS
-
Anonymous CVS は、現時点での OpenBSD ソースに対して
http://www.openbsd.org/ja/anoncvs.html
- anonymous cvs の作り方
-
anonymous cvs の作り方
まず ユーザ anoncvs を作ります。
http://www.fml.org/home/fukachan/ja/netbsd.anoncvs.html
上記には説明がないが、内容は
CVS_DB/CVSROOT/config
に書く
- CVS quick start (英語)
-
http://www.tf.itb.ac.id/~ariya/articles/cvs_quick_start.htm
- Ruby/Gtkを localの CVSを使って hackしよう。
-
少しは CVS を{使|知}っている人が、vender 枝を使って Hack する時。
なかなか実際的で分り易い。(情報は Docbook を使って構成している)
http://kafka.salem.mass.edu /~yashi/ruby/ruby-gtk_with_cvs/book1.htm
- CVS 1.8.1 の解説 OHP
-
(渡辺克宏さんによる発表の記録 1996)
作成日時は古いが、図入でとても分り易い。
http://katsu.watanabe.name/cvs/
- CVS のはなし (by akr さん)
-
anon user, committer, サーバ管理者, オフライン, リンク
安全なサーバを構築する方法
http://cvs.m17n.org/cvs/
- Cyclic Software (本家,英語)
-
2002-04-17: CVS 1.11.2 Released!
http://www.cvshome.com/
- いとじゅんさんの Kernel hacker のための CVS入門
-
(初心者向け -- ここの枝の作け方は変と御自分で説明)
http://www.itojun.org/ hack/cvs/tut-kernel.html
- バージョン管理システム CVS を使う(西本さん)
-
ここには cvs-ML の案内もあります。引用:
CVS (Concurrent Versions System) に関する情報とMLを提供しています。
- マニュアル
- 入門 CVS
- Windows で CVS を使う
- リンク集
http://www-vox.dj.kit.ac.jp/ nishi/cvs/cvs.html
- CVS, Convenience Store
-
http://www.is.titech.ac.jp/ ~takesi/cvs/index.html(存在せず)
- CVSのリモート操作
-
http://www.race.u-tokyo.ac.jp/ users/moro/cvs/remote.html (Not Found)
(保存版:
www.archive.org)
- cvs サーバの構築
-
問題と対策 ---
cvs はもともと遠隔で動作するようには設計されていない。
http://cvs.m17n.org/ cvs/server.ja.html
-
CVS manual の日本語訳 (はやしよしきさん)
-
CVS 1.11 の cvs.texinfo の日本語訳をリリースしました。これは、 廣保 誠さんが訳された CVS 1.9 の cvs.texinfo の日本語訳を CVS 1.11 用に 更新したものです。
http://www.sodan.org/ ~penny/vc/
- HTML 版 CVS 1.11 日本語マニュアル(同上,直接接続)
-
http://www.sodan.org/~penny/vc/cvs-ja.html
- BUG Report index by pipermail
-
The Bug-cvs Archives
http://mail.gnu.org/ pipermail/bug-cvs/
- CVS ダイジェスト
-
「自分の理解を助けるために書いたもの」とのことです。
http://openlab.ring.gr.jp/ skk/cvs-ja.html
- Open Source Development with CVS 日本語訳
-
(下の書籍にも出て来る本の中の CVS 関連の訳を公開されている)
→ GPL 条件下公開部分、2, 4, 6, 8, 9, 10章の日本語訳です。
http://kahori.com/j-cvsbook/
- Tracking third party sources
(英語です cvs.info の html 版)
-
http://www.loria.fr/ ~molli/cvs/doc/cvs_13.html
http://www.gnu.org/ manual/cvs/
http://www.gnu.org/ manual/cvs/html_mono/cvs.html
書籍
- 「バージョン管理システム(CVS)の導入と活用」書籍の案内
-
http://www-vox.dj.kit.ac.jp/ nishi/cvsbook/
- CVS −バージョン管理システム−
-
Karl Fogel 著 でびあんぐる 監訳 竹内 里佳 訳
http://www.ohmsha.co.jp/ data/books/contents/4-274-06372-0.htm
- 同上・書評
-
http://www.debian.or.jp/review/cvsbook.html
- 入門 CVS
-
http://www.mikamama.com/CVSBook/
各地の保管庫の案内
- OpenBSD/anoncvs の案内
-
http://www.openbsd.org/ anoncvs.html
- NetBSD cvs server の案内
-
http://www.jp.netbsd.org/ ja/JP/Documentation/anoncvs.html
- X.org foundation
-
http://www.freedesktop.org/XOrg/CvsPage
- XFree86
-
http://www.xfree86.org/cvs/
- Namazu
-
http://www.namazu.org/ development.html
- Emacs
-
http://savannah.gnu.org/cvs/?group_id=40
- w3
-
http://savannah.gnu.org/cvs/?group_id=98
各地の CVS 保管庫
- XFree86
-
http://cvsweb.xfree86.org/cvsweb/xc/
- NetBSD
-
http://cvsweb.netbsd.org/
- Namazu
-
http://cvs.namazu.org/namazu/
- Apache
-
http://cvs.apache.org/viewcvs.cgi/
- Emacs/w3
-
http://savannah.gnu.org/cgi-bin/viewcvs/w3/
- Tamago
-
http://cvs.m17n.org/cgi-bin/viewcvs/tamago/?cvsroot=tamago
その他
- Emacs-20.3 +Canna +Wnn +Sj3 を cvs で管理する
-
http://www.ki.nu/ software/cvs/19981022.shtml
-
日付を指定して持出す
-
checkout-by-date.shtml
-
NetBSD-current のある日付の kernel source を入手する
-
/software/NetBSD/sparc/kernel.shtml
-
遠隔操作その二
-
http://www.ki.nu/ software/cvs/remote.shtml
- Namazu の開発のため、手元にも cvs 保管庫を作る(準備中・役立たず)
-
namazu.shtml
- 手元で追っかけをする場合の例
-
NetBSD/macppc - nandra
- CVS の使い方
-
http://www.tanu.org/~sakane/doc/public/howto-cvs.html
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