~/.mknmzrc
自分の環境や条件に合せて変更する場合、
~/.mknmzrc (など) に設定し直すことで、
pl/conf.pl に設定されている既定値の内容
を上書き出来る。ただし、その時には
見本(mknmzrc-sample) にあるように、
package conf;
と最初に書き、Perl の言葉で設定する。
.mknmzrc については、
- 書き方
- どこに置いてあるのが、どういう順序で読まれるのか
- どのような変数が設定出来るか
というような疑問があるかも知れない。
これらについてふれる。
最後の、「3. どのような変数が設定出来るか」は
次の画面で説明する。
1. 書き方
書き方についての注意
- Perl 語で書く。
$変数名 = '...' ;
のような文。従って注釈は # で始める。| は OR (または)の意味。
-
上で「変数名」と書いたが、実際には $conf::変数名 という形になる。
ただし、一番最初に
package conf;
という文を書いておけば、conf:: の部分は省略出来る。
見本ではそうなっている。
-
~/.mknmzrc 作成する場合、
- 自分で設定したい変数だけを書く
( Perl が分っているなら、必要な行だけを書くので分りやすい)
-
見本をそのまま写してその中から必要なものを変更する
(例えば、
Perl は不得手という場合に、
見本からの最小な変更で済ませる。)
という方法がある。(どちらでも自分に便利な方法を使えば良い)
2. 位置
mknmz (例えば /usr/local/bin/mknmz, /usr/pkg/bin/mknmz 等)
の 220 行目辺りに、
# Load mknmzrcs:
という文があるが、その付近に説明等がある。
222 # 1. MKNMZRC environment
224 # 2. $(sysconfdir)/$(PACKAGE)/mknmzrc
226 # 3. ~/.mknmzrc
228 # 4. user-specified mknmzrc set by mknmz --config=file option.
230 # If multiple files exists, read all of them.
231 #
232 sub load_rcfiles () {
233 my (@cand) = ();
234
235 # To support Windows. Since they have nasty drive letter convention,
236 # it is necessary to change mknmzrc dynamically with env. variable.
237 push @cand, $ENV{'MKNMZRC'} if defined $ENV{'MKNMZRC'};
238 push @cand, "$CONFDIR/mknmzrc";
239 push @cand, "$ENV{'HOME'}/.mknmzrc";
つまり
- MKNMZRC 環境変数で設定されている名前
- 設置時の設定
/usr/local/etc/namazu/mknmzrc
/usr/pkg/etc/namazu/mknmzrc
等
-
~/.mknmzrc
-
操作行での -f による指定
の順に探して、それらが在れば、上の順に読む。
(その結果、内容としては後の方が優先する)
変更内容については
~/.mknmzrc 内変数を参照のこと。
以上の他に更に
mknmz の起動時に
操作行で選択を指定
することによって ~/.mknmzrc 等での設定を
上書きすることも出来る。
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