Namazu 2.0 入門
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~/.mknmzrc

自分の環境や条件に合せて変更する場合、 ~/.mknmzrc (など) に設定し直すことで、 pl/conf.pl に設定されている既定値の内容 を上書き出来る。ただし、その時には 見本(mknmzrc-sample) にあるように、
package conf;
と最初に書き、Perl の言葉で設定する。

.mknmzrc については、

  1. 書き方
  2. どこに置いてあるのが、どういう順序で読まれるのか
  3. どのような変数が設定出来るか
というような疑問があるかも知れない。

これらについてふれる。 最後の、「3. どのような変数が設定出来るか」は 次の画面で説明する。

1. 書き方

書き方についての注意
  1. Perl 語で書く。
    $変数名 = '...' ;
    
    のような文。従って注釈は # で始める。| は OR (または)の意味。
  2. 上で「変数名」と書いたが、実際には $conf::変数名 という形になる。 ただし、一番最初に
    package conf; 
    
    という文を書いておけば、conf:: の部分は省略出来る。 見本ではそうなっている。
  3. ~/.mknmzrc 作成する場合、
    1. 自分で設定したい変数だけを書く ( Perl が分っているなら、必要な行だけを書くので分りやすい)
    2. 見本をそのまま写してその中から必要なものを変更する (例えば、 Perl は不得手という場合に、 見本からの最小な変更で済ませる。)
    という方法がある。(どちらでも自分に便利な方法を使えば良い)

2. 位置

mknmz (例えば /usr/local/bin/mknmz, /usr/pkg/bin/mknmz 等) の 220 行目辺りに、
 # Load mknmzrcs:
という文があるが、その付近に説明等がある。
    222 #  1. MKNMZRC environment
    224 #  2. $(sysconfdir)/$(PACKAGE)/mknmzrc
    226 #  3. ~/.mknmzrc
    228 #  4. user-specified mknmzrc set by mknmz --config=file option.

    230 # If multiple files exists, read all of them.
    231 #
    232 sub load_rcfiles () {
    233     my (@cand) = ();
    234     
    235     # To support Windows. Since they have nasty drive letter convention,
    236     # it is necessary to change mknmzrc dynamically with env. variable.
    237     push @cand, $ENV{'MKNMZRC'} if defined $ENV{'MKNMZRC'};
    238     push @cand, "$CONFDIR/mknmzrc";
    239     push @cand, "$ENV{'HOME'}/.mknmzrc";
つまり
  1. MKNMZRC 環境変数で設定されている名前
  2. 設置時の設定
    /usr/local/etc/namazu/mknmzrc 
        /usr/pkg/etc/namazu/mknmzrc 
    
  3. ~/.mknmzrc
  4. 操作行での -f による指定
の順に探して、それらが在れば、上の順に読む。 (その結果、内容としては後の方が優先する) 変更内容については ~/.mknmzrc 内変数を参照のこと。

以上の他に更に

mknmz の起動時に 操作行で選択を指定 することによって ~/.mknmzrc 等での設定を 上書きすることも出来る。

検索

この画面は jeedosaquin を使って表示している。

Last Update: Tue, 22 Apr 2008 21:33:00 GMT 1.1.1.1 2008/03/12